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ことばと文化

鈴木孝夫著の
”ことばと文化”を
読了しました。

大学院に入り、
記号論を多少
かじったのですが、
いまいち言語の重要性
というものに
馴染めませんでした。

分かっちゃいるけど、
納得できない!

これはなかなか
やっかないな状況ですが、
この本を読んで
そんな状態が吹き飛びました!

1・2章では、
辞書における言語の”意味”が、
きちんとした”定義”に
なっていないことについて。

例えば、
wearを”着る”などと
訳して満足していたのでは、
一生外国語を理解するには
至らないだろうことが
呑み込めました。

さらに、
言語によって
言葉が指す対象が変わるは
おろか、対象の認識さえも
変化している事実。
そこから推測される
社会構造の言語に
与える影響についても
考えることが出来たと
思います。

例えば、
日本語の
”くちびる”と
英語の”lip”では
指し示す対象が
かなり違う点など。

3章では、
形容詞の持つ
不思議な性質について。

”象の鼻が長い”
といったときの
基準は一体何??

確かに何でしょうか??

僕等は、
不思議な規律
隠れた構造を
持っているようです。

4章では、
言葉の意味について。

驚いたのが、
”石”などの基本的な
用語の定義が
トートロジーである
という点。

手近な辞書だと

「石」
”岩の小さなかけらが風化したり
流水で角が取れたりしたもの”

「岩」
”固い大きな石”

といった具合。

5章では、
安易な西洋由来の
概念装置の導入への
戒め。

最後6章では、
人称代名詞を廻る
非常に面白い
論考について!

人称代名詞の歴史的変化
に関する論考や、
親族名称の虚構的用法の
部分はほんとうに素晴らしい。

1973年発刊の本書。

いやぁー。
岩波新書の
60年代〜70年代の本は
良著が揃っていますね。

是非一読を!

ことばと文化 (岩波新書) ことばと文化 (岩波新書)
鈴木 孝夫

岩波書店 1973-01
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2 Comments

  1. タフ wrote:

    ポールスミス メンズ 名刺入れ

    月曜日, 2月 10, 2014 at 8:32:31 | Permalink
  2. ボッテガ ヴェネタ

    月曜日, 2月 17, 2014 at 1:52:20 | Permalink

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